言えないことが多すぎて

人に言えないことが多すぎて病気になりそうな私

人って話す事によって心が軽くなるのは事実だと思う

 

私は基本なんでも話したい人間だと思っている

だけど、あえて言わないでいることが意外と多い

 

母は私が離婚したことを知らない

言わないことがいいのか悪いのか私にはよくわからない

でも姉や兄は言わないことがベターだと思ってるらしい

だから、私はあえて母にカミングアウトしないでいる

 

でも母はよく私にたずねる

「〇〇さん(元夫)は元気か?」と

私はいつもこう答える

「元気だよ」

 

私は嘘は嫌いだ

でも「元気だよ」これは嘘ではない

現に彼は元気だ・・・実際に会ってないけど多分元気だ

娘は毎週彼のところへ行っている

 

そして、今私には外国人の彼氏がいる

これもまた、ほとんどの人に言えない事のひとつだ

ほんの数人の友達だけが知っている

 

娘は私の彼氏と会ったことがある

しかし私は娘に彼氏であるという紹介はしていない

でも、彼は私と結婚したいらしいんだ・・・みたいな話はしている

でも、それっきりそういう話はしていない

 

どうも言いづらい

 

12月に彼の国へ行くことも

まだ彼女に話していないのだ

すごく勇気がいる

言ってしまえば、すっきりして気持ちは切り替わるんだろうが

言うまでが非常に重い

 

娘をおいて海外行っちゃう母ってどうよ?

私がそんな人を目の当たりにしたら

『ありえないでしょ!』って言うだろうね

 

自分、どんどん壊れてるかな

 

破産についても、これは一人二人の人にしか話していない

これもまた、言いづらいし、言ってもメリットは何一つなさそうだ

むしろデメリットしかないかもしれない

手続きが済んでしまえば、気楽になれそうだが

それまでは、事の成り行きが心配で非常に憂鬱だ

司法書士の先生が、管財事件ではなく同時廃止で・・・っていう意味が

なんとなく理解できる

同時廃止で早く終わらせる方が精神的な負担も大幅に減少するからだろう

今の状況が長く続くとなると本当に精神的に辛いと感じている

 

そう、秘密を持つということは身体に精神によくない

 

数年前も夫の浮気を確かめるため

私は興信所に調査を依頼した(そもそもこれが間違いだった・・・と今は思う)

担当者は女性で、いろいろ協力し合って浮気調査を進めていった

その間、本当なら夫に文句やらをぶつけているんだろうが

興信所の女性は、絶対にそれをしてはいけないと

私の行動と感情を押さえ込むことを強要した

私もその時は彼女の言うことを聞くことが得策だと思ったので

なんの疑いもなく従った

しかし、感情と行動を抑制することは

本当に健康上よくないことがすぐに明らかになった

 

普通にしていても涙が止まらなくなったり

じっと座っていられなくなるという異常な状態が生じるようになったのだ

それでも、すぐにおかしいと気づくことができた私は

精神科にかかることを選択し行動に移した

出た診断は「適応障害

薬が処方され、早期対応も功を奏し、回復も早かった

この時ほど、我慢はするもんじゃないと思ったことはない

 

私の人生、幼い頃から結構波乱万丈だけど

年齢が高くなるにつれて波乱万丈さは堪える

 

私はもう平凡に生きるんだ

幸せになるんだ

普通に生きるんだ

平穏に生きるんだ

 

人に言えないことがない人生にしよう

我慢のない人生にしよう

 

オープンな人生に乾杯!